連れ合いへのオルグ?
久しぶりの日曜日、明番となり自宅に帰り、家庭サービスでもしようと玄関を抜け居間に入っていった。以前なら連れ合いが満面の笑顔で迎えてくれるのに、なにやら嫌な感じが漂っている。
すると、「あんたあ〜これなんかわかるかえ」と赤丸印が4つあるカレンダーが目の前に投げつけられた。「いや、わからんけんど、なんぜ?」と答えると、「あんたが家に居った日よねえ(怒)、消防の用事やゆうていっつも出て行きゆうけんど、何しゆうがぜ、いいかげんにしいよ!」「すまん、すまん」「なにが、すまん、すまんで!どっか浮気相手ができたやないろうねえ!」「おお、どういてわかった、全消協ゆう恋人ができちょらあや!」「なにが全消協で、そんなもんテレビのニュースでも、新聞の記事でも見たことも聞いたこともない!そんないい加減な事言うがやったら探偵に調べてもらうきねえ!」「それだけは勘弁してくれ。俺が悪かった、ちゃんと説明するき」、以上のようなやりとりのあと2時間程かけて許しを乞い、全消協運動を説明し、ようやく納得してもらえた。やはり最初に連れ合いにオルグをしておくべきだった。
「全消協なんて知らない」と言う通り、地域住民はもとより、消防職員の中にも知らない人が大勢います。全消協の会員数は消防職員15万人の1割に達していません。全消協として現在何をすべきなのでしょうか。昨年の第26回定期総会で採択された組織強化拡大5カ年計画のもと、会員一丸となったオルグ活動を展開し、多くの仲間を作ることによって、多様な意見が反映される運動を展開することが問われていると思います。そのことが、団結権確立にむけた環境づくりの基本であると考えます。
個人的には、このような取り組みとあわせて、メディアに活動をアピールすることで、全消協活動を地域住民に知ってもらえたらこれほど心強いものはありません。そして、地域の行事やボランティア活動などを通じ、住民と交流を深め、地域とともに歩む全消協運動を展開しようじゃありませんか。
(四国幹事 山崎均)
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