私たちは、愛媛県で3番目となる消防職員協議会を1月25日18人の仲間で結成いたしました。協議会結成にあたって、お世話になったすべての皆様に対し、心よりお礼申し上げます。さて、単協結成に至るまでの経緯についてご説明いたします。
2002年1月某日、人員増のないまま、勤務体制が2部制から3部制の導入される問題の解決策について相談するため、自治労愛媛県本部を訪問しました。その際、自治労愛媛県本部より、全消協の長江副会長と山崎四国ブロック幹事、高知県の竹本組織強化拡大対策委員を紹介頂きました。全消協の方との勉強会をきっかけとして、全消協の活動内容とともに、多くの仲間たちが、労働者として多くの労働条件の改善を当局より勝ち取ってきたことを知りました。同時に、自らの職場においても、同様の成果を収めたいと思うようになり、協議会の結成を決意しました。
協議会の結成を決意した後、私たちの職場の意識が明らかに変わりました。消防職員委員会への対応についても、「開催しても意味がない。」という消極的な姿勢から、「消防職員委員会の開催を通じて、勤務条件の改善をはかっていこう。」との積極的な姿勢に転換することができました。
また、協議会結成にむけた行動として、消防長に協議会を発足することを伝えるなど、職員が当局に対して、対等な関係を作ろうとする雰囲気が芽生えてきました。これに呼応するかのように、消防長から協議会結成に賛同するとの回答を得ることができました。約1年の時間を要しましたが、30歳代を中心にして協議会を結成することができました。3部制をはじめ、職場内の課題は山積しています。協議会結成を通じて培ったネットワークを最大限活用して、職場環境の改善をはかってまいります。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
(新居浜市消防職員協議会会長 佐々木秀典)
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