第65号
明るく楽しい働きがいのある職場づくりの実現に向けて
  与勝消防職員協議会(沖縄)
 
 

 「明るく楽しい働きがいのある職場づくり」を実現するため、私たちは与勝消防職員協議会を7月19日に結成しました。会員32人の心の炎が結束し、沖縄県では11年ぶりに14番目の消防協として誕生しました。結成にあたり、沖縄県消協、全消協、自治労沖縄県本部、全消協九州地連の役員の皆様には、大変お世話になりました。会員一同心よりお礼申し上げます。
 私たちの管内は、沖縄県の中部地区の東に突き出た与勝半島に位置し、2町(与那城町、勝連町)で構成され、人口約2万7000人の生命と財産を50人の消防職員で守っています。また、管内には日本屈指の石油コンビナート地区があり、6年前には爆発炎上し大変な思いもしました。
 これまで、職場内では不平不満の声は多数ありました。しかし、具体的に職場環境を改善する術を持たず、上司に対して意見も言えないなど泣き寝入りの状態でした。そういった状態が長く続くと怖いもので、間違った事もあたりまえに思えてくるのです。また、消防職員委員会に意見を提出しても、何一つ改善されない状態でした。現状を放置すると大変なことになると思い、県内各消防の仲間に相談したところ、協議会の存在を知り、職場改善に向けた取り組みを開始する決意をしました。
 職場の職員に協議会の結成の必要性を訴え、趣旨を理解してもらうため、勉強会を何度も開催しました。その結果、この度32人の会員で協議会を結成することができました。
 協議会活動を通じて、より快適で働きがいのある職場環境の実現はもちろんのこと、消防職員が持つ資格・技術・体力を生かして、より良い社会作りに貢献できるよう会員一致団結のもと頑張って参ります。これからもご支援ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

(与勝消防職員協議会 会長 津嘉山和弘)