民主的で働きがいのある職場作りを目指して

佐伯広域消防職員協議会(大分)


 2005年の市町村合併を前に、2003年1月27日、私たち、佐伯広域消防職員協議会は、職員有志105人により、結成総会を行いました。
 県下では8番目の消防協となりました。多くの皆様からのご指導とご協力をいただき、無事結成することができたことを会員一同心より感謝申し上げます。
 私たちの管内は、大分県南部に位置し、1市5町3村で構成され、管内には約8万4000人の住民が生活しており、職員数116人で住民の生活と財産を守っています。近年の交通事情や高齢化等により救急件数は、年々増加傾向にあります。
 さて、私たちの職場内では現在でも封建的な体質があり、階級や昇級に関する不公平や人事異動についても偏りがあり、不透明な部分が多々あります。また、平成8年に消防職員委員会が設立され、職場環境の改善を誰しもが期待し、設立当初は、活発な意見が委員会に寄せられていましたが、期待したほどの改善はいられず今日に至っており、このような状況下では、職場委員会には意見すら出ずに形骸化した状態になっているのが現状です。
 そんな折り一人の職員が協議会についてのアンケート調査を全職員対象に行い、その結果80%以上の者が協議会について何らかの興味があるとの回答を得ることにより、協議会結成に向けて歩み始めることとなりました。
 今後、協議会活動を通じて会員が一致団結し、快適な職場環境の実現を目指すとともに、多くの人との交流を深め、また社会に少しでも貢献できるようにがんばりたいと思っています。まだまだ未熟な組織のため今後とも皆様の御指導、御鞭撻の程宜しくお願いします。

佐伯広域消防職員協議会 会長 今山博文