自らが考え、行動して
職場と消防行政の改革を

　大寒を迎えて一面銀世界となった2002年12月26日、私たちは9人の職員有志によって中川町消防職員協議会を設立しました。
　関係する皆様からのご指導とご協力をいただき、無事設立できましたことにつき、会員一同心から感謝申し上げます。
　中川消防は職員数12人と非常に小さな職場で、消防独特ともいえる階級制度に縛られ、職員が意見や提言をできる機会が失われつつあり、消防職員として一番大切なチームワークすらも崩れはじめていたように感じられました。消防行政全般の諸問題について全職員が一丸となり対処しうる気力・能力を養うために良い方法はないものかと考え、各単協の勉強会や交流会に参加させていただきました。
　この中で、非常にたくさんのことを学ばせていただきました。近年では市町村合併問題など消防に係る諸問題に対処していくには「だれかが改善してくれる」のではなく、自分たち自身が考え、行動し、実施して行かなければならないことに気づき、中川町消防職員協議会の設立となりました。
　これからは時代にあった民主的で明るい活気ある職場づくりをしていくことにより、消防行政全般における各種研究・見直しを実施していき、より快適な職場づくりと、さらなる住民サービスの向上に努めたいと思っている所存ですので、皆様方のご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。

中川町消防職員協議会　会長　村田孝文